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2013/11/05

ガラスコーティング作業工程 

先日コーティングの講習を担当の日比野から受けたのですが『磨きに入る前に1時間~2時間ぐらい下準備に掛かります』と言うのですが、『何でそんなに掛かるの?何やってんのっ?』て事でコーティングの工場にウチのビートルを持ち込んで実演してもらいました。


先ずは高圧洗浄機で水を掛けながら汚れを水圧で飛ばしていきます。特にホイールや下回りには泥や砂が付着してたりするので重点的に洗い流していきます。


そして次は普通スポンジでボディを洗出だしますが、最初に手が行き届かず汚れの酷い箇所から洗います。
後から砂が出てくるとスポンジ洗車時にボディに傷が入ったりしますので・・・では先ずはホイール、ホイールハウスから


隙間やエンブレムなどハケを使って汚れを掻きだしていきます。


グリルや給油口内も洗剤をスプレーしその後洗い流します。


レンズ類、窓とボディの境目などにも泥がたまっています。


ドアを開けたヒンジ周辺は外車は特に汚れています、リヤゲート周辺も天井の水の通り道なので泥が溜まりやすいです。


洗い忘れたりしそうなところや、普段洗わないところを済ませてからスポンジで全体を洗っていきます。


その後鉄粉取り用粘土でボディ全体に付いた鉄粉を除去していきます。


そして拭き取りします。


入り込んだ水が磨きやコーティング工程で出て来ないように、エアブローし隙間の水も拭き取ります。


そしてイヨイヨ磨きに入りますので、磨いてはいけない部分をマスキングしていきます。


先ずは、シングルポリッシャーで洗車機でついた傷などを取っていきます。車の状態や色などによりシングルポリッシャーでは無くシングルとダブルアクションの間のギアアクションを使ったり全部で6種類ぐらいのポリッシャーを使い分けています。


シングルポリッシャーで付いた荒目の磨き傷をダブルアクションで取っていきます。


そしてフリ幅の小さいダブルアクションで磨きあげます。

その後脱脂シャンプーで洗車します。
先にやった洗車と同じように拭き上げて細かい部分の水分もエアブローし拭き取ります。



コーティング前にもう一度シリコンオフをタオルに染み込ませて脱脂していきます。


そしてやっとガラスコーティング剤を塗布


そして乾ききる前に拭き取り

この塗りこみ、拭き取りを天井・ボンネット3回、サイド2回行います。
長期のコーティングの維持を実感し続けてもらうにはコレだけ塗らないとダメらしいです。


コーティング剤の工程が終わったらガラスコーティング層を保護する犠牲幕を塗ります。約1カ月でガラスコーティング層が完全硬化しますので、この犠牲幕はそれまでコーティング層を守ってくれます。


犠牲幕の溶剤を吹き上げて、最終チェックして終わりです。

今回は何をやっているのか工程を実際見たかったので、一部分だけ作業してもらいましたが
それでも2時間ほど掛かりました。実際の作業は車種や状態にもよりますが最低2日~4日間掛かります。

車好きな方なら解っていると思いますが、コーティング塗るだけならディーラーでもやってますが、コーティングには良い下地が大事ですので洗車や磨きが非常に重要です。また車の状態や年式・色によっても向き不向きが出てくるので一概に一番高いコーティングがその車にベストとは言えません。1台一台状況に応じてベストなコーティングで楽に綺麗を維持して頂けるようアドバイスさせて頂きます!


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