| 2026/05/14 |
先日盗難未遂に遭った車両を見て欲しいとの事で入庫頂きました。
なぜかインナーフェンダーがカッターでカットされています。

インナーフェンダーを外してみましたが、かなり大きく切られています。

CANインベーダーの接続箇所がこんなところに有るのか?と思いましたが
外してみると純正オートアラームのホーンのカプラーが抜かれています。

そのほかにも純正ホーンの運転席側もカプラーが抜かれ

助手席側のホーンの配線も切断されています。

このように全てのホーンの配線が断線している状態になればいくら純正セキュリティが働いても何も鳴りません。
そして車内ですが、グローブボックスが閉まらずに浮いていたので、恐らく一旦グローブボックスを外しボディーコンピューターにアクセスしたのだと思います。

このように
①まずはホーンの配線を抜くまたは切断し純正セキュリティの音を鳴らなくする
②運転席等の鍵穴からピッキングツールにて開錠し車内に侵入
③ボディーコンピューターにCANインベーダーやキープログラマー等で接続し
純正セキュリティ解除&エンジン始動 と
最新の手口(デジタル手法)+従来からある手口(アナログ手法)のミックスのような
方法で、
カーセキュリティネットワークのセミナーに愛知県警察に来ていただいた時にも
教えて頂いて知ってはいたのですが
『デジアナ盗難』と呼ばれているらしいです。
CANインベーダーやキープログラマーなどを高額な窃盗機材を購入できる資金力は
勿論のこと、車を殆どバラスことなくホーンを切断したり、ガラスを割ることなく
リシなどのピッキングツールを使ってドアを開けれる職人技も持つベテランの窃盗団
の手口だと思います。

テスターで確認すると、カプラーは全て刺さっていましたがエラーだらけでやはり
グローブボックスを外して何かを接続されたのは間違いないようでした。
簡易的なシステムでは車は守れません。 本気で車を守りたい方は是非キッズガレージ
までご相談ください。
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