愛知県での盗難の手口が多様化してきています。
2.3年前では愛知県での盗難被害は鍵穴から純正セキュリティを
解除する方法が主流でした。
しかし警察の要望でトヨタが対策を取った事で一旦は盗難が減少傾向でしたが
リレーアタックやコードグラバーの普及によりまたもやトヨタ高級車が盗まれだしました。
しかし2019年の年末ごろからレクサスやランクルの盗難が急増し特にレクサスLXについては納車間もなく盗まれるケースが増えています。
それにしても盗まれる台数が多すぎる、そんなリレーアタックが簡単に出来るのか?
と思っていましたが
盗難未遂に遭った車を調べてみると車両の下からアクセスしやすい配線に直接配線している事がわかりました。
これはCAN-INVADER(CANインベーダー)と言う手口でイギリスやロシアなどヨーロッパでは以前からこのような装置を使って2015年以降のトヨタ車の配線に外部から直接結線し外部からドアロックを開け純正カーアラームも解除してしまいます。
そして合鍵まで作製することが出来るようです。
この装置の適合情報を見ると
トヨタ:ランクルプラド・ランクル200・アルファード・カムリ・RAV4・カローラ
レクサス:LX・RX・NX・ES
と今盗まれている殆どの車が適合になっています。
他メーカーでも出ていますし、年式の古いトヨタ用もございます。
ハリアーなども多分この装置で盗んでいると思われます。
この車についてはどこに接続すれば良いかまで載っています。
(重要な部分はカットしています)
この直接配線に接続してくる盗難方法では、リレーアタックのようにオーナーのスマートキーの電波をジャックする必要が無いため、鍵の保管場所が近くになくても関係なく盗めてしまいます。
警察の情報によるとスマーキーをスチール缶に入れていたのに盗まれたと証言しているオーナーも居るようなので、愛知県の窃盗団は既にこの装置を海外から手に入れているのだと思います。
鍵屋さんの世界でもイギリスが最先端のようですが、窃盗団の盗む装置についてもイギリスや東欧が最先端を行っています。
実際盗まれた方やレクサスディーラーから聞いた話から、今愛知県でレクサスやランクルをこの方法で盗んでいるのは配線へのアクセス箇所・方法が全く同じなので同一犯の可能性が高いです。
もうすでに年末から20台近くのLXを1組の窃盗団が盗んでいるとすれば、どれだけ簡単に短時間で盗まれるかが想像つきます。
監視カメラの様子からは15分も掛かっていないようです。
キッズガレージではこのような盗難方法にも今までの取付方で車を自走させない事は出来ますが、いち早くサイレンを鳴らす事を重要と考え
クリフォードやパンテーラ等の防犯性のより高いモデル+イモビライザーの装着をお勧めしております。
東海3県でカーセキュリティをお考えの方、真剣に車を護りたい方は、納車される前にご相談下さい。すぐに窃盗団はやってきます、納車と同時にカーセキュリティの施工が理想です。
今まで当店で施工させていただいたお客様にお知らせ
当店でお買い上げのお客様の中にもイモビライザーだけ、純正連動のカーセキュリティだけのお客様も多数いらっしゃいます。効果はありますが最新の手口では被害に遭う可能性が有ります。
危険性の高い車から順次ピットの空き状況を見ながら連絡しておりますが、このブログをご覧になった方はお電話頂ければ自分の取付した製品で大丈夫か?などのご相談にお答え致します。キッズガレージ吉田まで宜しくお願い致します。